東洋大学 新入生アンケート

  • 調査期間
  • 2008/04/04
  • 調査対象
  • 実施先大学に入学した学生882人(男子355人、女子527人)
  • 調査方法
  • 自記式法

調査結果の概要

東洋大学(東京都文京区・松尾知矩学長)では、今春約7,500人の新入生を迎えた。新しい大学生活を迎えるにあたって、彼らはどのような意識を持っているのか?同大学では毎年、4月に入学した新入生を対象にアンケートを実施している。今年は大学生活を迎えるにあたっての期待や不安及び現在、大きな社会問題として取り上げられる『食』『環境』に対する意識について調査した。まず、大学生活で最も期待する事は「友だちや先輩・後輩、先生など多くの人との出会い」29.7%が1位となった。一方、最も不安に思っている事では「大学の授業・学習が理解できるか、ついていけるかどうか」36.7%や「仲の良い友だちができるかどうか」24.2%、「新しい生活環境に適応できるかどうか」20.1%などが上位に挙げられている。『食』について尋ねると、食の偽装問題や安全性が問われる昨今、新入生も「賞味期限をチェックする」84.1%や「偽装など不祥事のあった企業の製品はできるだけ買わない」70.9%など自分のできる範囲で『自衛』している様子が窺えた。さらに、これまで家庭で食事を摂る機会が多かったためか「朝食をしっかり食べる」76.8%や「健康に気を使った食事(3食)を心がけている」56.2%などの回答も多い。『環境』について意識する事柄は「新聞・テレビ等のメディアで『環境』という言葉を目にする事が多いから」39.7%という新入生が4割に及び、また、「小・中学校や高校で『環境』に関わる学習を行なった事がある」新入生も92.0%(2001年度にスタートした新学習指導要領による<総合学習の時間>内で行なわれたと考えられる)に及ぶ。「気温上昇や酸性雨など地球規模での自然現象の異変を自分自身が体感するようになったから」27.9%という回答も3割近くもあった。

調査結果

貴方が大学生活で最も期待する事は何ですか?(全体) (単位:%)
これからの大学生活で最も不安に思っている事は何ですか?(全体) (単位:%)
下の問いについて当てはまる方を選んで下さい(はい・いいえで選択) (単位:%)
貴方はどのような事柄から環境問題を意識しますか?(全体) (単位:%)
下の問いについて当てはまる方を選んで下さい(はい・いいえで選択) (単位:%)
調査実施先:東洋大学(白山キャンパス)