電通消費実感調査(2007年12月度)

  • 調査期間
  • 2007/12/06~2007/12/16
  • 調査対象
  • 東京30km圏の学生を除く18歳~69歳の男女 650人
  • 調査方法
  • 訪問面接法

調査結果の概要

(株)電通は「電通消費実感調査(2007年12月度)」を発表した。その結果を見ると、景気の見通しは「良くなる」と考えている人が12.6%と、半年前の2007年6月(以降、半年前と称する)より14.2ポイント低下、一方「悪くなる」は21.2ポイント増加しており、今後の景気見通しはかなり後退している。18歳から59歳の人を対象に、現状で雇用不安を感じている人は40.0%と、半年前より1.1ポイント減少したものの、大きな変化は見られない。世帯収入の見通しは「増える」が24.6%と、半年前より1.1ポイント減少、そして「減る」は19.9%と、3.2ポイント増加している。今後1年くらいを考えた時の自分の暮らし向き予想について、「良くなる」が半年前の22.8%から14.9%と大きく減少。「悪くなる」も19.3%から23.8%へと増加しており、暮らし向き予想は後退している。1年前と比べた支出の引き締めは「引き締めていない」が半年前の31.6%から25.7%へと減少。「引き締めている」は31.0%から32.6%へと僅かに増えている。日常の消費行動に目を向けれ宇土、食費について、「費用は惜しまない」という積極派は43.5%と、半年前(37.1%)より6.4ポイント増加している。ファッションに対する支出意欲を見ると「お金は惜しまない」積極派は21.7%と、半年前の21.0%から0.7ポイント増え、また、「支出を抑える」抑制派も47.6%から46.2%へと減少している。レジャーへの支出意欲は、積極派は39.0%から45.1%へと6.1ポイント増加し、抑制派も32.8%から28.7%へと減り、支出意欲は上がっていると言える。

調査結果

景気見通し
雇用不安(18歳~59歳)
世帯収入の見通し(18歳~59歳)
暮らし向き予想
現在の支出の引き締め(1年前との比較)
日常の消費行動
<食費>
今後の購買・レジャー意識
<ファッション支出意欲>
<レジャー支出意欲>
調査実施先:(株)電通