現代女性の美しさへの意識2~エイジング意識、女性の美容行動について~

  • 調査期間
  • 2006/11
  • 調査対象
  • 東京23区及び政令指定都市に居住する20歳~59歳の女性 2,500人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

加齢の捉え方を見ると、「仕方のない事」70.8%、「避けたい事」40.4%といったネガティブな見方の一方、「自然な事」81.6%、「人間としての幅や深みが増す」60.5%というポジティブ、ニュートラルな見方が上位に挙げられた。綺麗な女性である面からの加齢の受け止め方として、「どちらかと言うと自然な事として受け入れる」50.2%、「自然な事として受け入れる」17.6%と、7割が「受け入れる」と回答し、抵抗感を抱いている女性は3割程度に留まる。綺麗な女性になるための美容に関するアンチエイジング対策への意向は?「積極的に対策をしたい」21.4%と「やや対策をしたい」51.5%と合わせて7割の女性がアンチエイジング対策への意向を持っている。自分自身の年齢意識―実年齢との差の結果を見ると、気分年齢(気持ちの年齢)=実年齢より“年下”と思っている女性は61.9%であった。試したい事のある美容法・化粧品は「サプリメント」64.4%がトップで、その効果は試用者の59.2%が認めている(非試用者の数値の5倍以上に該当)。美容施術の経験は総じて低く、最も多い「レーザー光線」でも5.7%に過ぎず、87.4%が「特にない」と回答。受けてみたい美容施術では「レーザー光線」が28.8%、「コラーゲン・ヒアルロン酸」が16.7%とある程度の施術意向は抱かれているようだ。

調査結果

加齢に対する気持ち(全体) (単位:%)
綺麗な女性である面からの加齢の受け止め方(全体) (単位:%)
綺麗な女性になるための美容に関するアンチエイジング対策への意向(全体) (単位:%)
自分自身の年齢意識―実年齢との差(全体) (単位:%)
試した事のある美容法・化粧品(全体) (単位:%)
※6位「プチ整形」2.8%、7位「美容整形」1.2%
効果があると思う美容法・化粧品 (単位:%)
各試用者各非試用者
サプリメント59.210.9
エステ48.318.4
アンチエイジング化粧品60.516.4
ドクターズコスメ49.016.5
超高級クリーム・美容47.710.1
プチ整形68.69.6
美容整形83.97.3
受けた事がある/受けてみたい美容施術(全体) (単位:%)
受けた事がある施術受けてみたい施術
レーザー光線でシミ・ソバカスを除去5.728.8
コラーゲン・ヒアルロン酸etcを注入して若々しく見せる1.316.7
ケミカル・ピーリング等による若返り3.915.5
脂肪吸引等による痩身や体形修正0.913.7
目の下の弛みや皺の除去による若返り0.610.6
二重瞼作りなどの切開1.35.7
シリコン等を入れて鼻を高くしたり、顎を出したりなど形を変える事0.22.6
特にない87.450.6
調査実施先:ポーラ文化研究所