生活意識に関するアンケート調査(第29回)

  • 調査期間
  • 2007/02/14~2007/03/05
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の男女 4,000人(有効回答者数 1,957人)
  • 調査方法
  • 郵送調査法

調査結果の概要

全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第29回)」を実施し、その結果を昨年12月の前回(第28回)調査の数値と比較すると―。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」「変わらない」「悪くなった」いずれもほぼ同じ割合。1年後の景況感では「良くなる」が2ポイント増えている。金利水準についての見方は、「金利水準が低すぎる」との回答が63.5%から58.2%へと減少して6割を切った。現在の暮らし向き(1年前対比)については「ゆとりが出てきた」が5.0%から4.7%へと微減となった一方、「ゆとりがなくなってきた」が1.3ポイント増加した。収入の増減では、実績(1年前対比)は「増えた」「減った」ともに増加。支出を見ると「増えた」との回答が37.3%から36.7%へと0.6ポイント減り、「減った」との回答は19.4%から22.1%へと2.7ポイント増えている。勤労者の勤め先での雇用・処遇の不安感については「かなり感じる」が増加した一方、「少し感じる」「あまり感じない」は減少している。日本銀行に対する認知度、信頼度などについて尋ねると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」との回答が前回の2割台半ばから約3割に上昇。また、「日本銀行は私達の生活に関係がある」も4.2ポイント増加したが、「日本銀行を信頼している」では2.2ポイント落としている。

調査結果

※本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感
現在と比べた1年後の景況感
金利水準についての見方
現在の暮らし向き
1年前と比べた現在の収入
1年前と比べた現在の支出
勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者)
日本銀行に対する関心や認知度、評価
調査実施先:日本銀行