第一生命経済研究所「夫婦関係に関するアンケート調査」(2) |
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調査結果の概要
(1より)夫婦喧嘩について尋ねると、「よくする」8.6%と「時々する」43.9%を合わせて、過半数(52.5%)の人が普段、夫婦喧嘩をしており、最も多い年代は30代(54.5%)、少ない年代は50代(48.6)だった。夫婦喧嘩の際、先に怒り出すのは「夫が先(「主に夫」22.5%+「どちらかと言えば夫」14.9%)」37.4%よりも「妻が先(「どちらかと言えば妻」28.7%+「主に妻」14.6%)」43.3%の方が多く、年代が低いほど「妻が先」が多くなり、最も多い30代では過半数(55.9%)に及んだ。また、仲直りで先に謝るのは(のも?)「妻から(「どちらかと言えば妻から」8.9%+「主に妻から」4.5%)」13.4%よりも「夫から(「主に夫から」17.1%+「どちらかと言えば夫から」13.6%)」30.7%謝るケースが多く、やはり?30代(38.2%)の割合が高い。「妻から~」の割合は年代間の差が小さく、各年代ともに1割強しかいなかった。配偶者に対する不満は56.5%の人が抱いており(「沢山ある」9.1%+「ある程度はある」47.4%)、男性(45.7%)よりも女性(66.7%)の方が多い。その原因は「性格全般」で、男女ともに1位となっている。配偶者は、自分の思いを言わなくても理解してくれていると思う?と尋ねると64.5%の人は「思う(「そう思う」17.0%+「どちらかと言えばそう思う」47.5%)」と回答、男性(77.8%)が女性(51.9%)よりも多かった。配偶者と一緒にいると心が「安らぐ(「とても安らぐ」+「どちらかと言えば安らぐ」)」と感じている人は81.1%で、特に男性は89.3%と極めて高い割合となった(女性は、男性よりもおよそ16ポイント低い73.4%)。