世論調査「環境問題」

  • 調査期間
  • 2005/09/08~2005/09/18
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女1,896人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

毎日の生活の中で、環境保全のために行っている工夫や努力で一番多かったのは「古紙、牛乳パック、ペットボトル、空き缶等のリサイクル、分別収集への協力」73.4%であった。ゴミの問題の原因は?と尋ねると、「大量生産/消費/廃棄の生活様式」62.8%と「使い捨て製品が身の回りに多すぎる」56.5%の2つが目立つ。日頃、ゴミを少なくするために心掛けている事を教えてもらうと、2人に1人が「詰め替え商品の使用」55.0%を挙げている。また、1度使ったものが再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)されやすいように心掛けている事では「家庭ゴミは種類別に分け、指定場所に出す」82.2%が圧倒的に多く、次位「リサイクルしやすいように、資源ゴミの瓶は洗う」63.9%を引き離している。容器包装廃棄物の発生抑制の観点から、レジ袋の無料配布を禁止する動きがあるが、どう思うか?聞くと、「賛成」55.1%(最も多い理由は「資源の消費を抑制できる」67.0%)、「反対」21.9%(同様に、「レジ袋などは家庭で再使用しており、無駄にはしていない」73.6%が最多)、「賛成・反対いずれでもない」23.0%という結果に。性別に見ると大きな差は見られなかった。自動車の使用で引き起こされる環境問題では何が一番問題か?「大気汚染」52.3%を挙げた人が半数を超え、性別でも大きな差は見られなかった。自動車公害防止のために、利用の自粛や交通の制限等の協力を求められた際には「協力する」との人は86.6%と極めて多い。

調査結果

家庭における環境保全の取り組み(今回調査) (単位:%)
ゴミの問題の原因(今回調査) (単位:%)
(※)ゴミの行方や処理方法について。ゴミの排出者としての責任認識の浅さ。
ゴミを少なくするために心掛けている事(今回調査) (単位:%)
(※)買い過ぎ、作り過ぎをせず、残り物は上手に使いきって、生ゴミを少なくするなどの料理法。
再使用や再生利用のために心掛けている事(今回調査) (単位:%)
レジ袋無料配布禁止についての賛否 (単位:%)
レジ袋無料配布禁止に賛成の理由(上記設問の賛成者) (単位:%)
レジ袋無料配布禁止に反対の理由(上記設問の反対者) (単位:%)
自動車による環境問題 (単位:%)
自動車公害防止への協力 (単位:%)
調査実施先:内閣府