小林製薬 2017年 働くママの生活と健康に関する実態調査(1)

調査対象 30代の子どもを持つ有職女性 100名、部下に子どもを持つ30代の有職女性がいる40~50代の既婚男性 100名 調査実施先 小林製薬株式会社
調査方法 インターネット調査 調査期間 2016/12/07~2016/12/09

調査結果の概要

共働き世帯は増え続けており、近年では1000万世帯を超えています。2016年4月には“女性活躍推進法”が成立するなど、今後ますます女性の活躍する場が広がっていくことが期待されます。その一方で、働くママにとって、限られた時間の中で仕事と育児や家事の両立は大きな課題となっています。そこで今回、小林製薬株式会社では30代の有職で子どもを持つ女性と、部下に子どもを持つ30代の有職女性がいる40~50代の既婚男性を対象に、働くママの生活と健康に関する実態調査を実施しました。まず最初に、小さい子どもがいても働く理由を尋ねたところ、トップは「経済的理由」77.0%でした。以下「働くことで自分の気持ちのバランスが取れる」59.0%、「家庭の外でも必要とされたい」43.0%と続きました。働くママに様々な項目(質問)をあげ、あてはまるものを答えてもらいました。その結果を見てみますと・・・働くママの6割以上が現在の仕事にやりがいを感じている(「あてはまる」20.0%、「ややあてはまる」45.0%)ことがわかりました。効率よく仕事をこなすために、約9割の働くママが工夫をしており(「あてはまる」34.0%、「ややあてはまる」57.0%)、約8割の働くママが出産前より仕事を効率的にこなせるようになった(「あてはまる」17.0%、「ややあてはまる」61.0%)と回答しました。半数以上の働くママは、男性上司にはママだから責任ある仕事を任せられないと思われたくない(「そう思う」25.0%、「ややそう思う」31.0%)と考えており、2人に1人が仕事とママの両立のむずかしさについて、男性社員(上司)にもっと理解してほしい(「そう思う」20.0%、「ややそう思う」30.0%)と感じていることがわかりました(一方、仕事とママの両立のむずかしさについては理解しているつもりだ(「そう思う」14.0%、「ややそう思う」68.0%)と回答した男性は約8割でした)。家事が少々手抜きになることを夫に理解してほしい(「そう思う」41.0%、「ややそう思う」32.0%)と回答した働くママは約7割でした。((2)に続く)

調査結果

あなたが、小さい子どもがいても働いている、働きたいと思う理由をすべてお知らせください。(女性、n=100、5項目抜粋)(単位:%)
次にあげた項目について、あてはまるものをそれぞれお知らせください。
【現在の仕事に対して、やりがいを感じている】(女性、n=100)(単位:%)
【効率よく仕事をこなす工夫をしている】(女性、n=100)(単位:%)
【出産前より仕事を効率的にこなせるようになった】(女性、n=100)(単位:%)
次にあげた項目について、あなたはどの程度あてはまると思いますか。
【男性上司には、ママだから責任ある仕事を任せられないと思われたくない】(女性、n=100)(単位:%)
【仕事とママの両立のむずかしさについて、男性社員(上司)にもっと理解してほしい】(女性、n=100)(単位:%)
<参考データ>上司や夫など、男性から見た働くママ
【仕事とママの両立のむずかしさについては理解しているつもりだ】(男性、n=100)(単位:%)
次にあげた項目について、あなたはどの程度あてはまると思いますか。
【家事が少々手抜きになることを夫に理解してほしい】(女性、n=100)(単位:%)