“マザコン娘”実態調査

調査対象 首都圏在住で20歳~39歳の女性694名、男性695名 調査実施先 オウチーノ総研(株式会社オウチーノ)
調査方法 インターネットによるアンケート調査 調査期間 2016/10/07~2016/10/11

調査結果の概要

男性の印象が強い“マザコン”ですが、近年は“マザコン”の女性も増えているようです。実際、社会にはどれくらいの“マザコン娘”が潜んでいるのでしょうか?今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ)は、首都圏在住で20歳~39歳の女性を対象に、<親子関係>に関するアンケート調査を、同じく男性を対象に、<女性>に関するアンケート調査を行いました(http://www.o-uccino.jp/article/archive/omoshiro/20161024-souken/)。はじめに女性を対象に、母親との関係について尋ねたところ、「母親に何でも話す・報告する」19.7%という回答が最も多く、これに「実家に頻繁に帰る・実家暮らしで実家から出る気はない」18.0%、「母親に恋愛や結婚の相談をする」14.1%、「母親と毎日のように電話やメールで連絡をとっている」13.5%、「母親と趣味を共有している」11.7%と続きました。今度は男性を対象に、“マザコン”だと思う女性の特徴について尋ねました。その結果、最も多かった回答は「デートに母親を同伴させる」19.7%でした。以下「母親と一緒に寝る」16.7%、「母親の意見を尊重する・決定権を母親が持つ」11.9%、「母親に何でも話す・報告する」7.9%、「母親の話題が多い」7.6%の順となりました。再び女性を対象に、自分は“マザコン”だと思いますか?また、他人から言われたことはありますか?と質問しました。<自分はマザコンだと思うし、他人からそう言われたこともある>という「自他ともに認める“マザコン”」が6.2%、<自分はマザコンだと思うが、他人からそう言われたことはない>という「隠れ“マザコン”」が13.1%、<自分はマザコンだと思わないが、他人からそう言われたことはある>という「無自覚“マザコン”」が3.6%、<自分はマザコンだと思わないし、他人からそう言われたこともない>という「“マザコン”ではない」という女性が77.1%でした。合わせると、22.9%もの女性が『マザコン』だということが分かりました。“マザコン”は恋愛や結婚に支障をきたすと思いますか?と尋ねたところ、「恋愛にも結婚にも支障をきたすと思う」と回答した女性が65.9%、「恋愛には支障をきたすが、結婚には支障ないと思う」が4.1%、「結婚には支障をきたすが、恋愛には支障ないと思う」が15.0%、「恋愛にも結婚にも支障ないと思う」が15.0%という結果でした。男性を対象に、“マザコン娘”は恋愛・結婚の対象になりますか?と尋ねました。「恋愛も結婚も対象になる」と回答した男性が36.4%、「恋愛対象にはなるが、結婚はためらう」が31.4%、「恋愛対象にはならないが、結婚の対象になる」が4.9%、「恋愛も結婚も対象にならない」という男性は27.3%でした。調査結果を見ると、回答を寄せていただいた女性の約半数が“マザコン”の特徴に当てはまっていますが、自分を“マザコン娘”だと認識している女性はおよそ2割(22.9%)に留まりました。「母娘であれば問題ない」という声も多く、“マザコン男性”ほど“マザコン娘”への風当たりは強くないようです。

調査結果

母親との関係について(複数選択可、女性対象、5項目抜粋)(単位:%)
“マザコン”だと思う女性の特徴(複数選択可、男性対象、5項目抜粋)(単位:%)
自分は“マザコン”だと思いますか?また、他人から言われたことはありますか?(女性対象)(単位:%)
“マザコン”は恋愛や結婚に支障をきたすと思いますか?(女性対象)(単位:%)
“マザコン娘”は恋愛・結婚の対象になりますか?(男性対象)(単位:%)