2017年(平成29年)ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査

調査対象 首都圏の企業・団体等に勤務する20 代~60 代のビジネスパーソン 418人(男性186人、女性232人) 調査実施先 株式会社パイロットコーポレーション
調査方法 質問用紙の配付・回収による無記名留置調査 調査期間 2016/11/04~2015/11/21

調査結果の概要

日本独特のお正月の習慣として、また、普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、私たち日本人にとって欠かすことのできないのが年賀状のやりとり。株式会社パイロットコーポレーションでは首都圏のビジネスパーソンを対象に、日本人の書き文字文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに今回で37回目となる「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を実施しました。はじめに、2017年の年賀状を出すかどうか尋ねたところ、「出す」と答えた人は77.0%に留まり、当社の調査において最も低い数値となりました。年賀状を出す理由は「新年のあいさつ」77.0%、「日頃の無沙汰」44.1%、「世話になった人への儀礼」36.0%が上位になり、新年の挨拶はもちろん、日頃のお礼などに年賀状を使っていることがわかります。一方、2017年の年賀状を「出さない」と答えた人に出さない理由を尋ねてみると、「準備が面倒」52.1%、「メールで代用」41.7%、「SNSで代用」35.4%という声があがりました。年賀状を出すことを面倒だと考えている人が多いものの、メールやSNSで代用するという意見も多く、なんらかの形で新年のあいさつをしている人が多いようです。年賀状を出す相手は、「友人・知人」87.6%、「親類」68.9%、「会社等の上司」47.2%が上位に入りました。年賀状をもらって一番気になるところは何かを尋ねたところ、「添えられたメッセージの内容」74.2%が最も多く、次いで「デザインのおもしろさ」11.5%、「写真(誰が写っているか)」9.8%と続きました。年賀状の手書き箇所の有無を尋ねました。すると93.2%の人が「手書き箇所がある」と回答、さらに「手書き箇所がある」と答えた人に年賀状を手書きする理由を尋ねると、半数以上の人が「気持ちが伝わる感じがするから」53.3%と答え、「手書き箇所がまったくないとDMのような感じがするから」44.7%が続きました。年賀状を通じて、普段会えない人や世話になった人に気持ちを伝えたいと思う人は多いようです。また、年賀状の手書きに使う筆記具について尋ねてみると、75.3%の人が「ボールペン」と答え、「サインペン」28.7%、「筆ペン」22.7%が続きました。

調査結果

年賀状の予定(単一回答、n=418)(単位:%)
年賀状を出す理由(複数回答、n=322、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状を出さない理由(複数回答、n=96、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状を出す相手(複数回答、n=322)(単位:%)
年賀状をもらって一番気になるところは何か(単一回答、n=418)(単位:%)
年賀状の手書き箇所の有無(単一回答、n=322)(単位:%)
年賀状を手書きする理由(複数回答、n=300、5項目抜粋)(単位:%)
年賀状の手書きに使う筆記具(複数回答、n=300)(単位:%)