小中学生のおこづかいに関する意識調査

調査対象 小学生、中学生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方) 900人 調査実施先 株式会社バンダイ
調査方法 インターネット調査 調査期間 2016/04/22~2016/04/24

調査結果の概要

株式会社バンダイは、進学・進級の時期にあわせ、「小中学生のおこづかいに関する意識調査」を実施しました。調査結果を見ると、おこづかいを定期的に「もらっている」と回答した子どもは全体で44.1%。小学生34.2%であるのに対して、中学生は64.0%となりました。また、定期的にもらっていると回答した子どもに誰からおこづかいをもらっているか尋ねたところ、全体の約8割が「親」77.8%のみからもらっており、全体の16.1%にあたる約6人に1人が「祖父母」からもらっていると回答。「祖父母」9.6%のみからもらっていると回答した人は全体の約10人に1人と、親以外に祖父母からも定期的におこづかいをもらっている様子が見られました。小中学生におこづかいの使い道を尋ねたところ、小中学生男女いずれも「お菓子やジュースなどの飲食物」が1位となりました。小学生のおこづかいの使い道ランキング上位5位には男女共に「貯金」、「マンガ(雑誌・コミック)」がランクイン。学年が低いほどおこづかいの額が少なく、使える場所や用途が限られていることも影響されるのか、「貯金」という回答も見られました。また、小学生男子のおこづかいの使い道4位以降には、「カードゲーム」24.4%や「ゲームソフト」23.5%など、遊ぶためのアイテムを購入する傾向が見られる一方で、小学生女子は2位「文房具」40.6%への使用割合が高いことがわかり、男女の使い方にも違いが見える結果となりました。中学生になると、小学生同様「マンガ(雑誌・コミック)」などにも使用する一方で、「外食」(女子6位)や「映画を観に行く」(男子10位)など、行動範囲が広がったことにより外で使用している傾向が見られました。また、中学生女子の使い道7位には「友人へのプレゼント」がランクイン。小学生女子に比べて中学生女子の同項目への回答割合が高く、学年が上がるにつれて、おこづかいを交友関係のために使用している傾向にあることがわかりました。

調査結果

おこづかいを定期的にもらっている割合(単一回答)(単位:%)
おこづかいをもらっている相手(複数回答、定期的におこづかいをもらっている人対象 n=397)(単位:%)
おこづかいの使い道について(複数回答、n=696、5項目抜粋)
【小学生男子TOP5】(単位:%)
おこづかいの使い道について(複数回答、n=696、5項目抜粋)
【小学生女子TOP5】(単位:%)
【中学生男子TOP5】(単位:%)
【中学生女子TOP5】(単位:%)