花粉症経験者に聞いた『2016 花粉症の実態と対策』 |
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調査結果の概要
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社は、これまでに花粉症と自覚・診断されたことがある花粉症経験者・全国の20歳~70歳以上の男女1,053人を対象に、『2016花粉症の実態と対策』調査を実施、その結果をまとめました。まず、花粉症経験者がどの季節に一番花粉症の症状がひどいかを聞いたところ、圧倒的に「春(3月~5月)」90.4%が多く、9割以上の人が春に花粉症を発症しています。花粉症で起こる症状のトップ3は、1位「鼻水・鼻づまり」87.1%、2位「目のかゆみ」81.9%、3位「くしゃみ・咳」56.4%、の順となりました。花粉症の治療で病院に行くかを聞いた結果、「必ず行く」は22.3%、「行く場合もある」も36.2%となり、6割近い人は花粉症治療で病院に行くと回答しています。花粉症の治療で「病院に行かない」と回答した人に行かない理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「我慢できる程度だから」49.9%でした。次いで「市販薬で十分だと思うから」29.2%、「面倒だから」25.5%が続いています。花粉症の治療薬(内服薬、外用薬含む)を使用する人が、どのタイミングで使用するのかを聞いたところ、「花粉症がひどい時だけ使用する」29.0%人が最も多く、次いで「花粉症が発症してから使用する」28.4%となり、約6割の人は症状が出てから治療薬を使用していることがわかりました。また、その一方で「花粉症の治療薬を使用しない」21.1%というも2割以上いました。花粉症対策として、治療薬の使用以外で日ごろから行っている対策トップ3は、1位「マスクをする」68.5%、2位「うがい・手洗いをする」48.3%、3位「空気清浄器を使用する」15.2%の順となり、マスク、うがい・手洗いといった基本的な対策が上位を占めました。