料理の工夫と時短調理に関する調査 |
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調査結果の概要
マルハニチロ株式会社は、週に1回以上自宅で夕食を作る20歳~59歳の女性に対し、「料理の工夫と時短調理に関する調査」を実施しました。はじめに、日頃の料理で、“改善できたらいいな”と思っていることを聞いたところ、「メニュー数(レパートリー)を増やす」が76.3%で最も多くなりました。また、日頃の料理で、“実際に工夫している”ことは、「材料費を抑える」46.2%と「栄養バランスをとる」45.1%、「調理時間を短くする」43.7%が約4割半で上位となりました。続いて、時短料理と手抜き料理の違いを聞いたところ、「調理法を工夫するところ(たとえば、火の通りにくい野菜はレンジで加熱する)」26.6%、「材料を工夫するところ(たとえば、市販の冷凍食品や加工食品を利用する)」18.3%となり、調理法や食材などに様々な工夫をして、効率よく調理の手間を省くことが時短料理のポイントのようです。調理時間を短くするために、実践している調理法については、「ピーラーやスライサーなど便利グッズを使う」42.6%と「献立を前もって考えておく」40.1%、「火の通りにくい野菜はレンジで加熱する」38.7%が4割前後で続きました。調理時間を短くするために、利用している調理・加工食品は、「冷凍食品」31.1%、「惣菜用調味料(おかずの素)」30.8%、「カット野菜」28.8%となりました。また、調理時間を短くするために、今後(または今後も)利用したい調理・加工食品については、「缶詰」15.4%や「料理キット(必要な調味料や材料が全てセットになったもの)」11.7%などは、利用している割合よりも高くなりました。日頃、どのくらいの時間で夕食を調理しているか聞いたところ、「30分~60分未満」が52.7%で最も多く、平均時間は46.8分となりました。次に、夕食を作る時間を短くすることを意識したとき、何もしないときと比べて、どのくらい短縮できていると思うか聞いたところ、平均時間は13.0分となりました。また、夕食を作る時間をどのくらい短縮できたらいいなと思うか聞いたところ、平均時間は19.3分となりました。時短調理に、月にいくらまでであれば、余分にお金を掛けても良いと思うか聞いたところ、平均額は3,132円となりました。