祖父母と孫の関わり方に関する意識調査

調査対象 全国の0~12歳の子どもを持つ親(※子どもと一緒に回答できる方) 800名 調査実施先 (株)バンダイ
調査方法 インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング) 調査期間 2015/07/24~2015/07/26

調査結果の概要

株式会社バンダイは、敬老の日を前に、0~12歳の子どもを持つ親を対象に、「祖父母と孫の関わり方に関する意識調査」を実施しました。はじめに、祖父母と一緒にする遊びを聞いたところ、祖父・祖母ともに1位は「散歩」(祖父38.7%、祖母31.3%)となり、日常生活のなかで気軽にできる定番として支持を集めました。祖父と一緒にする遊びでは、1位の「散歩」に加え、2位「公園で遊ぶ」(32.4%)、5位「ボール遊び・球技」(13.9%)と外遊びが多い傾向が見られました。一方、祖母と一緒にする遊びでは、2位「絵本、本を読む」(30.8%)、3位「お絵かき・ぬり絵」(28.4%)、4位「カードゲーム」(23.5%)、5位「折り紙」(21.3%)と、祖父とは対照的に室内遊びが多い傾向が見られました。次に、子どもが祖父母のことを何と呼んでいるか聞いたところ、祖父の呼び方の第1位は「じいじ」(33.2%)、祖母の呼び方の第1位は「ばあば」(28.6%)となりました。祖父母から孫への教育関連費用の援助について、祖父母からの援助を受けている人は27.6%、受けていない人が72.4%となりました。「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置」が導入され、教育資金の贈与を推進されている一方で、実際に教育関連の金銭的な援助をしている人は約3割にとどまりました。祖父母から援助を受けている年間の教育関連費用の平均金額(教育関連費用の援助を受けている人のなかでの平均)は、133,135円で、全体として「10,000~49,999円」と答えた方が36.9%と最も多く、また最高金額は3,000,000円でした。教育関連費用の具体的な内容を聞いたところ、「図鑑・本」(37.4%)、「入学・転入学・編入学などに必要となった費用」(21.5%)、「学資保険」(16.4%)、「入学金・入園料」(13.1%)、「教材などの学用品費」(12.6%)などがあがり、日常的にかかる教育費に加え、入学や入園など子どもの成長の節目に必要となる高額な費用を援助されているようです。

調査結果

【祖父母と孫が一緒にする遊び】(選択式、複数回答、一緒に遊ぶと回答した方の中の割合)
祖父と孫で一緒にする遊び(単位:%)
1位散歩38.7
2位公園で遊ぶ32.4
3位カードゲーム
(※トランプ、かるた、花札などを含む)
室内20.5
4位絵本、本を読む室内15.5
5位ボール遊び・球技
(※キャッチボール、サッカー、バドミントンなどを含む)
13.9
祖母と孫で一緒にする遊び(単位:%)
1位散歩31.3
2位絵本、本を読む室内30.8
3位お絵かき・ぬり絵室内28.4
4位カードゲーム
(※トランプ、かるた、花札などを含む)
室内23.5
5位折り紙室内21.3
【祖父母の呼び方】(選択式、単一回答)
祖父の呼び方(単位:%)
1位じいじ33.2
2位おじいちゃん27.5
3位じいちゃん18.3
4位じじ4.1
5位おじいさん3.8
祖母の呼び方(単位:%)
1位ばあば28.6
2位おばあちゃん26.9
3位ばあちゃん18.7
4位祖母の名前(※○○ちゃんなど)・あだ名5.9
5位おばあさん3.6
【祖父母から援助を受けている年間の教育関連費用】(単位:%)
教育関連費用援助の内訳(金銭援助を受けている回答者ベース、複数回答)(単位:%)
1位図鑑・本37.4
2位入学・転入学・編入学などに必要となった費用21.5
3位学資保険16.4
4位入学金・入園料13.1
5位教材などの学用品費12.6