震災対策に関する調査 |
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調査結果の概要
株式会社ライフメディアのリサーチバンクでは、10代から60代までの全国男女を対象に、「震災対策に関する調査」を実施しました。はじめに、最近1年間の防災訓練(避難訓練)の参加の有無を尋ねたところ、参加したのは全体の25%ほどとなりました。企業などでの避難訓練もあるためか、男性の参加率の方が高い傾向が見られました。次に、防災訓練(避難訓練)の実施が必要と思うか尋ねたところ、72%が「必要」と回答しました。また、直下型などの大きな地震の発生に対する思いを尋ねると、86%が「不安に思う」「少し不安に思う」と回答しまし、女性の方が不安に思っている人がより多い傾向にありました。続いて、家庭での大きな地震への備えについて尋ねたところ、「水・食料などを備蓄している(37%)」「特に何もしていない(34%)」「非常用持ち出しグッズを用意している(29%)」が上位となりました。また、非常用持ち出しグッズを用意している人に、内容を尋ねたところ、「非常用食料(77%)」「懐中電灯(75%)」「飲料水(68%)」「携帯ラジオ(58%)」が上位となりました。さらに、グッズのチェック頻度を尋ねたところ、1年に1回以上チェックをしている人は67%となりました。水・食料などを備蓄している人に対し、何日分を備蓄しているか尋ねたところ、「3日分」と回答した人が38%と最も多く、1週間以上の「8日分以上」と回答したのは7%程度でした。何らかの地震への備えをしている人に対し、家庭での大きな地震への備えは十分か尋ねたところ、「備えは十分にできている」と回答した人は3%程度で、「ある程度できている」とした人も22%程度となり、多くは「やや不十分である(51%)」「不十分である(24%)」と回答しています。大きな地震への備えを「特に何もしていない」とした人に理由を尋ねたところ、「どのようなことをすればよいのかわからないから」が35%でもっとも多くなりました。