インターネットを使った就職活動に関する調査(2)

調査対象 全国のネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする就職活動をしている(または就職活動をした)大学4年生とこの4月から社会人になった社会人1年生 1,000名 調査実施先 日本労働組合総連合会
連合調べ
調査方法 インターネット調査 調査期間 2015/06/09~2015/06/17

調査結果の概要

((1)より続く)就職情報サイトから届くメールを、1日に何通ほど受け取っているか(受け取っていたか)聞いたところ、大学4年生の平均は9.1通、社会人1年生の平均は10.4通となりました。また、受信したメールについて、「興味のあるメールだけをチェックしたい」が7割前後(大学4年生68.8%、社会人1年生72.5%)と、その高さが際立つ結果となりました。チェックしたいと思うメールのうち、大学4年生で半分もチェックできていない人は25.6%(「2~3割はチェックできている」13.1%と「ほとんどチェックできていない」12.5%の合計)、社会人1年生では、31.9%(「2~3割はチェックできていなかった」15.4%と「ほとんどチェックできていなかった」16.5%の合計)となりました。就職情報サイトに公開して欲しい企業情報について、「過去3年間の採用者数」48.2%、「過去3年間の離職者数」48.1%、「福利厚生の内容」47.4%等が、それぞれ半数近い割合を占める一方で、就活生が求めている情報と就職情報サイトで得られる情報にはギャップが存在しており、特に、「過去3年間の離職者数」(差38.4ポイント)のギャップが大きくなっています。企業の採用に関わるSNSをフォローした人の割合は、大学4年生では24.4%、社会人1年生では15.2%となり、大学4年生の平均フォロー数は4.5社、社会人1年生では平均5.8社となりました。インターネットを使った就職活動をしていて経験したことのうち、「自分が興味のある企業にブラック企業など悪い噂がないかインターネットで検索する」31.1%が最多となりました。インターネットを使った就職活動について、「就職活動に就職情報サイトは必要」に同意した人は大学4年生では82.8%、社会人1年生では70.2%となり、就活生にとっては就職情報サイトが欠かせないものになっている様子が窺えました。

調査結果

就職情報サイトからのメールを、1日に何通ほど受け取っているか(受け取っていたか)(自由回答形式(数値入力)、対象:就職情報サイトに登録した人)(単位:%)
就職情報サイトから受信したメールをどのくらいチェックしたいと思うか(思っていたか)(単一回答形式、対象:就職情報サイトに登録した人)(単位:%)
(チェックしたいと思うメールのうち、実際にチェックできている(できていた)のはどのくらいか(単一回答形式、対象:就職情報サイトに登録した人)(単位:%)
就職情報サイトにどのような企業情報を公開して欲しいか/就職情報サイトからどのような企業情報を得られたか(各複数回答形式、対象:就職情報サイトに登録した人、5項目抜粋)(単位:%)
企業の採用に関わるSNS(Facebook、Twitter、LINEなど)をフォローしたか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
企業の採用に関わるSNSを何社フォローしたか(自由回答形式(数値入力)、対象:企業の採用に関わるSNSをフォローした人、5項目抜粋)(単位:%)
インターネットを使った就職活動をしていて経験したこと(複数回答形式、全体 n=1,000、5項目抜粋)(単位:%)
インターネットを使った就職活動についての考え(各単一回答形式、※同意率(「非常にそう思う(思った)」と「ややそう思う(思った)」の合計)を表示)(単位:%)