メッセージアプリのマナーに関する調査

調査対象 全国在住の、スマートフォン所有者でメッセージアプリ(LINE、カカオトーク等)を主にスマートフォンで週5日以上利用する20~40代男女(学生除く) 300名 調査実施先 株式会社アスマーク(ASMARQ)
調査方法 インターネット調査(実施先の自社モニター ) 調査期間 2015/06/29~2015/07/01

調査結果の概要

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧マーシュ)は、「メッセージアプリのマナーに関する調査」を実施しました。まず、メッセージを送ってきて欲しくない状況があるか尋ねると、85%の人が「ある」と回答しました。その状況として最も多かったのは、男女共に「就寝中」で、男性は3割強に対し、女性は5割弱と、1割以上差が出る結果となっています。また、男性は、「勤務中」「通勤中」と、就労時に関わる状況が上位に挙がるのに対し、女性は「身支度中」「就寝前」が上位に挙がり、ここでも男女の違いが表れました。続いて、実際に「あまり送ってきて欲しくない状況」に送られた時の不快感を尋ねると、「不快」と言い切る人は1割強、「やや不快」が半数で、4割弱は「何とも思わない」と不快に感じつつも、メッセージが来ることを許容している様子が窺えました。しかし、6割強がその相手次第では、不快感を増すことがあると回答しており、最も不快感を増すのは「あまり親しくない友人(同性)」で、身近な人ほど許容できると感じる人が多いようです。また、相手にとって迷惑な状況かもしれないと思いつつもメッセージを送ることがあるか尋ねると、半数が「送る」もしくは「たまに送る」と回答しており、理由として最も多いのが「急ぎの用事があるから」で6割強、2番目が「相手の都合のいい時に読んでもらえばいいから」で6割弱となり、「メッセージアプリの音が鳴らない等、設定していると思うから」「携帯電話の音が鳴らない等、設定していると思うから」の自己防衛については、1割以下という結果となりました。

調査結果

Q1.あなたは、「あまりメッセージを送ってきて欲しくない」と思う状況がありますか。あてはまるものをお知らせください。(複数選択可、n=300)(単位:%)
男性女性
1位就寝中33.3就寝中46.7
2位勤務中32.7身支度中34.0
3位通勤中32.0就寝前33.3
4位就寝前28.7勤務中20.7
5位仕事の休憩中24.7友人と遊んでいる時19.3
Q2.Q1で、「あまりメッセージを送ってきて欲しくないと思う状況はない」と、お答えになった理由をお知らせください。(複数選択可、n=47)(単位:%)
Q3.Q1でお答えいただいた、「あまりメッセージを送ってきて欲しくない」と思っている状況でメッセージが届いた時のあなたのお気持ちに当てはまるものを、お知らせください。(1つ選択、n=253)(単位:%)
Q4.では、「あまりメッセージを送ってきて欲しくない」と思っている状況で、メッセージが届いた時、【不快】または【より不快】に感じる相手はいますか。(複数選択可、n=253、5項目抜粋)(単位:%)
Q5.あなたはメッセージアプリ(LINE・カカオトーク等)でメッセージを送信する際、相手の状況を考えますか?あてはまるものをお知らせください。(1つ選択、n=300)(単位:%)
Q6.あなたは、相手にとって迷惑な状況かもしれないと思いつつも、メッセージアプリ(LINE・カカオトーク等)でメッセージを送ることはありますか?あてはまるものをお知らせください。(1つ選択、n=300)(単位:%)
Q7.「相手にとって迷惑な状況かもしれない」と思いつつも、メッセージを送ってしまう理由をお知らせください。(複数選択可、n=160、5項目抜粋)(単位:%)