女性リーダーに関する調査2015 |
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調査結果の概要
株式会社パソナで人材紹介・再就職支援サービスを行うパソナキャリアカンパニーは、「女性リーダーに関する調査2015」を実施しました。はじめに、主任クラス以上の役職に就いている全国の20~49歳の女性(以下、「女性リーダー」)に、働くことに対する意気込みを尋ねました。≪(今の会社かどうかは問わず)働ける限りは働き続けたい≫について、『あてはまる(計)』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)は8割半(86.4%)となりました。キャリアアップに関する意識では、≪(今の会社かどうかは問わず)上の役職を目指したいか≫に対して、約半数(49.0%)が『あてはまる』と回答しましたが、一方で、≪実は、管理職(=課長クラス以上)になることを敬遠している(敬遠していた)≫に対する回答は、『あてはまる(計)』が5割半(54.5%)と半数以上を占める結果となりました。管理職への昇進を敬遠している非管理職層に、“管理職を目指したい”と思える環境について、最多回答は「社員のワーク・ライフ・バランス実現に力を入れている」(47.1%)でした。これまでに転職したいと思ったことがあるかとの質問には、「ある」が8割弱(76.7%)となり、転職をしたことがあるかどうかでは、「ある」が6割弱(56.7%)となりました。転職したいと思ったことがある方に、その理由を尋ねたところ、「よりやりがいを感じられる仕事をしたいから」(30.5%)との回答が最多となりました。女性リーダーに必要だと思う力・スキルについては、「感情をコントロールできること」(61.1%)が最多となり、次いで、「誰に対しても公正であること」(51.6%)、「物事を柔軟に考えること」(46.1%)の順に多くなりました。また、女性リーダーとして働く中で抱いている悩みは、「お手本となる女性リーダーが身近にいない」(38.2%)が最も多くなりました。さらに、働くことで得たいものは何か尋ねると、最多回答は「(自分や家族の)生活費」(51.6%)、次いで「生活のゆとり・ゆたかさ」(49.9%)となりました。