女性リーダーに関する調査2015

調査対象 全国のネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする、主任クラス以上の役職に就いている20~49歳の女性 1,000名 調査実施先 株式会社パソナグループ
パソナキャリア調べ
調査方法 インターネット調査 調査期間 2015/04/15~2015/04/20

調査結果の概要

株式会社パソナで人材紹介・再就職支援サービスを行うパソナキャリアカンパニーは、「女性リーダーに関する調査2015」を実施しました。はじめに、主任クラス以上の役職に就いている全国の20~49歳の女性(以下、「女性リーダー」)に、働くことに対する意気込みを尋ねました。≪(今の会社かどうかは問わず)働ける限りは働き続けたい≫について、『あてはまる(計)』(「非常に」と「やや」の合計、以下同様)は8割半(86.4%)となりました。キャリアアップに関する意識では、≪(今の会社かどうかは問わず)上の役職を目指したいか≫に対して、約半数(49.0%)が『あてはまる』と回答しましたが、一方で、≪実は、管理職(=課長クラス以上)になることを敬遠している(敬遠していた)≫に対する回答は、『あてはまる(計)』が5割半(54.5%)と半数以上を占める結果となりました。管理職への昇進を敬遠している非管理職層に、“管理職を目指したい”と思える環境について、最多回答は「社員のワーク・ライフ・バランス実現に力を入れている」(47.1%)でした。これまでに転職したいと思ったことがあるかとの質問には、「ある」が8割弱(76.7%)となり、転職をしたことがあるかどうかでは、「ある」が6割弱(56.7%)となりました。転職したいと思ったことがある方に、その理由を尋ねたところ、「よりやりがいを感じられる仕事をしたいから」(30.5%)との回答が最多となりました。女性リーダーに必要だと思う力・スキルについては、「感情をコントロールできること」(61.1%)が最多となり、次いで、「誰に対しても公正であること」(51.6%)、「物事を柔軟に考えること」(46.1%)の順に多くなりました。また、女性リーダーとして働く中で抱いている悩みは、「お手本となる女性リーダーが身近にいない」(38.2%)が最も多くなりました。さらに、働くことで得たいものは何か尋ねると、最多回答は「(自分や家族の)生活費」(51.6%)、次いで「生活のゆとり・ゆたかさ」(49.9%)となりました。

調査結果

働くことに対する意気込み(各単一回答)
【(今の会社かどうかは問わず)働ける限りは働き続けたい】(単位:%)
(今の会社かどうかは問わず)上の役職を目指したいかどうか(単一回答結果を集計、単位:%)
実は、管理職(=課長クラス以上)になることを敬遠しているか(敬遠していたか)(単一回答、単位:%)
“管理職(=課長クラス以上)を目指したい”と思える環境(複数回答、対象:管理職への昇進を敬遠している非管理職層 n=425、上位10位までと排他選択肢を表示)(単位:%)
転職に関する実態(各単一回答、全体 n=1,000)(単位:%)
転職を考えた理由(考えたことが複数回ある場合は直近の理由)(複数回答、対象:転職したいと思ったことがある方 n=767、10項目抜粋)(単位:%)
女性リーダーに必要だと思う力・スキル(複数回答、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)
女性リーダーとして働くなかで抱いている悩み(複数回答、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)
働くことで得たいもの(複数回答、全体 n=1,000、10項目抜粋)(単位:%)