宅配サービスに関する消費者実態調査2015 |
||||||||
|
調査結果の概要
日本生活協同組合連合会は、「宅配サービスに関する消費者実態調査2015」を実施しました。はじめに、宅配サービスを利用したきっかけを聞いたところ、最多は「チラシ・パンフレット」(26.9%)、僅差で「妊娠・出産」(25.4%)が続きました。また、宅配サービスを利用する頻度について、宅配サービスを現在利用している人では、「週に1回以上」が7割強(71.7%)となりました。宅配サービスがあってよかったと感じたのはシーンについては、「子どもが小さい時」(55.6%)が最多回答となり、次いで「出産後」(41.5%)、「体調不良時」(32.2%)と続きました。宅配サービスは、利用者やその家族の日常生活に、どのような変化をもたらしているのか聞いたところ、「自身の時間に余裕ができた」が3割(29.4%)で最多となりました。宅配サービスをより便利にするため、スマートフォンアプリに“あったらいいな”と思う機能は、「カタログ閲覧から注文までをスマートフォンだけで完結できる」機能が最も多く過半数(53.9%)が挙げており、ニーズを感じられる結果となりました。宅配サービスで配達をしてもらった時に、“配達員についでにこんなことをお願いできたらよかったなぁ・助かっただろうなぁ”と思うことは、「(牛乳パックなど)リサイクル品の回収」(35.8%)、「不用品の回収」(35.6%)がともに3割半となり、リサイクル品や不用品を回収してほしいとの意向があることがわかりました。宅配サービスでは、産地直送品やお取り寄せ品などの地方色豊かな食品を目にすることも多いですが、今年3月14日の北陸新幹線の長野~金沢間の開業にちなんで、北陸の料理や食材について質問しました。その結果、≪お取り寄せしたい北陸料理や食材≫のトップは「カニ」(42.9%)となりました。越前ガニをはじめとする北陸のカニで、家庭の食卓を彩りたいと考える人が多いようです。また、≪調理してみたい北陸料理や食材≫の1位は「ブリ」(19.7%)となり、北陸の脂ののったブリを使って、料理の腕をふるいたいと考えられているようです。