新生活実態と家庭の味に関する調査2015(2)

調査対象 全国のネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする3年以内に初めて実家を離れた18~29歳の男女(本人)、3年以内に子どもが初めて実家を離れた35歳以上の男女(親) 1,000名 調査実施先 エバラ食品工業株式会社
エバラ食品調べ
調査方法 インターネット調査(モバイルリサーチ) 調査期間 2015/01/29~2015/02/03

調査結果の概要

((1)より続く)食生活の意識について、親がこだわって欲しいと思っていることと、本人がこだわっていることを比較したところ、親がこだわって欲しい割合が高いもので、最も差が大きかったのは「栄養バランス」(親78.0%、本人40.8%)で、37.2ポイント差となり、本人がこだわっている割合のほうが高いものとしては、「食費の節約」(親14.0%、本人54.4%、40.4ポイント差)、「美味しさ」(親12.0%、本人37.6%、25.6ポイント差)、「時短」(親3.5%、本人28.0%、24.5ポイント差)が、上位3項目となりました。本人に対し、もし便利な食材や調味料、レシピがあったら、(今よりもっと)自炊するようになるかどうか、例を挙げて聞いたところ、「(もっと)自炊するようになる」と回答した割合は、「ちょうどいいサイズ(少人数用など)の“食材”が買いやすくなったら」では56.8%と6割弱、「種類が充実して、好みの味が出せる調味料を選べたら」は59.5%と6割、「手間なく美味しくできる“万能調味料”があったら」は58.1%と6割弱でした。「手間なく美味しくできる料理のレシピが充実したら」では7割強(73.8%)で、今回挙げたなかでは「(もっと)自炊するようになる」と回答した割合が最も高くなりました。これから新生活を始める人への、キッチン用品のオススメ度について、「電子レンジ」(所持者639名、74.0%)、「炊飯ジャー」(所持者666名、73.7%)が、ともに7割台で、目立って高くなりました。本人に、実家に帰省したとき、家族と一緒に食べたいと思う“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「カレー」(135件)、2位「肉じゃが」(112件)、3位「鍋」(51件)となりました。他方、親に対して、子どもに伝えたい“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「肉じゃが」(36件)、2位「味噌汁」(31件)、3位「カレー」(22件)となりました。次に、本人に対し、お祝いやめでたい日に食べたい“家庭の味(家庭料理)”を聞いたところ、1位「すき焼き」(72件)、2位「唐揚げ」(60件)、3位は昔からめでたい日に口にされてきた「赤飯」(52件)が入りました。

調査結果

実家を離れているときの食生活において、親がこだわって欲しい割合と本人がこだわっている割合(複数回答、親の回答割合の大きい順に表示、6項目抜粋)(単位:%)
もし以下のような状況になったら(今よりもっと)自炊するようになるか(各単一回答)
【ちょうどいいサイズ(少人数用など)の“食材”が買いやすくなったら】(単位:%)
【種類が充実して、好みの味が出せる調味料を選べたら】(単位:%)
【手間なく美味しくできる“万能調味料”があったら】(単位:%)
【手間なく美味しくできる料理のレシピが充実したら】(単位:%)
これから新生活を始める人への、キッチン用品のオススメ度(複数回答結果を集計、本人:各キッチン用品所持者ベース、5項目抜粋)(単位:%)
実家に帰省したとき、家族と一緒に食べたいと思う“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、本人:全体 n=800)
順位メニュー件数
1位カレー135
2位肉じゃが112
3位51
4位唐揚げ45
5位味噌汁41
子どもに伝えたい“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、親:全体 n=200)
順位メニュー件数
1位肉じゃが36
2位味噌汁31
3位カレー22
4位煮物20
5位豚汁7
お祝いやめでたい日に食べたい“家庭の味(家庭料理)”(自由回答、上位5位までを表示、本人:全体 n=800)
順位メニュー件数
1位すき焼き72
2位唐揚げ60
3位赤飯52
4位ちらし寿司47
5位寿司46