新生活実態と家庭の味に関する調査2015(1) |
||||||||
|
調査結果の概要
エバラ食品工業株式会社は、「新生活実態と家庭の味に関する調査2015」を実施しました。はじめに、3年以内に初めて実家を離れた18~29歳の男女に対し、初めて実家を離れて暮らすことになった際のきっかけ・理由を聞くと、最も多かったのは「入学/進学を機に」で、35.9%と3割半になりました。また、3年以内に子どもが初めて実家を離れた35歳以上の男女に対し、子どもが実家を離れて暮らしている間、不安を感じていたことを聞いたところ、「きちんとした食生活を送れているか」が6割強(62.5%)、「体調を崩していないか」が6割(60.0%)となりました。続いて本人に対し、実家を離れているときに料理を行う頻度を聞いたところ、「自炊」は、「ほぼ毎日(週5日以上)」が52.9%で過半数、「2日に1日程度(週に3日程度)」が23.0%となり、4人に3人が『2日に1日以上』自炊をしていることがわかりました。「自分のお弁当を作る」頻度については、『2日に1日以上』は29.5%、「料理レシピサイトや料理レシピアプリを利用する」では、『2日に1日以上』が28.7%と、いずれも3割弱を占めました。食事をとる頻度に関して聞いたところ、「朝食を食べる」頻度は、「ほぼ毎日」という方が57.9%と過半数になった一方で、『週に1日以下』(「週に1日程度」~「全くしない」の合計)の割合は23.8%と、約4人に1人となりました。掃除や洗濯の頻度については、「居室の掃除」を「週に1日程度」する割合は4割半(44.9%)と最も多くなり、「バスタオルの洗濯・交換(1枚あたり何日使用したら洗濯したり取り替えたりするか)」では、「ほぼ毎日」が48.0%と5割弱となった一方、『週に1日以下』は24.5%で、約4人に1人が同じバスタオルを1週間使い続けていることがわかりました。実家を離れて暮らすことで、“もっと鍛えておけばよかった”と感じた家事の能力は、「自炊(家庭の味、レパートリー)」(63.0%)が最多となり、次いで「食材知識(保存方法や旬の時期)」(40.3%)となりました。((2)に続く)