「癒し」という言葉から連想する漢字1文字アンケート |
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調査結果の概要
最近、「癒し」を特集した雑誌やテレビ番組をしばしば目にする。「癒し」とは何だろうか?このたび(株)マーシュが全国の20代から40代の男女1,500人を対象に、「癒し」という言葉から連想する漢字1文字アンケートを実施した。結果は以下の通りとなった。
調査結果
- 「癒し」から連想する言葉
- 〈男性〉 (単位:人)
1 楽 39 2 休 29 3 静 28 心 28 5 涼 26 眠 26 音 26 8 寝 25 安 25 子 25 - その他 473 - 〈女性〉 (単位:人)
1 音 40 2 香 38 3 犬 29 4 子 28 眠 28 安 28 楽 27 8 湯 26 9 緑 25 和 25 - その他 456 - 男性の1位は「楽」。理由は「気が楽になるから」「楽しい気分になるから」などで、おなじ「楽」という文字でも「らく」と「たのしい」の2通りの意味に別れた。その割合は「らく」の2に対して、「たのしい」は1。次いで2位は「休」、3位は「静」と「心」が同じ順位で、男性の場合、「心情」を表した文字が上位を占めた。
女性の1位は「音」。理由は「落ち込んでいても好きな曲を聴くと元気が出る」など大半の理由が「音=音楽(MUSIC)」を指している。しかし、「波、風」といった自然の音や「風鈴」など季節を感じさせる音を理由とした回答も見られた。2位は「香」、3位は「犬」が続き、女性の場合、「癒してくれるもの」が上位を占めている。
一言で「癒し」といっても、それを表す言葉は千差万別。女性は癒してくれる「もの」を具体的に挙げているのに対して、男性は癒されている時の「心情」を挙げる傾向が強く見られた。個々によって、「癒されるもの」や「癒されている時の心情」はさまざまであり、多様な形態での癒しが求められているようである。こうした傾向からも「癒しブーム」は今後も続きそうだ。
調査実施先:(株)マーシュ